This post is written in Japanese.
For thinking about community.
WordBench が終わることについて思うこと
僕は、WordPress のコミュニティにそれほど関わってる人間ではありません。WordBench には1、2回参加し、WordCamp KyotoでLTした、くらいの人間です。そんな数少ない参加でも、、それでも、WordBench は他のコミュニティよりも、よりピースフルな場所に感じていて、僕自身もWordPressではないですが、コミュニティを運営する立場の一人として、コミュニティに助けられた一人として、先日の「WordBench 終了」というのは、とても寂しい気持ちになった、というのが正直なところです。
一個人がブートしたコミュニティが10年も続いたんです。止めたい時に止めればいいと僕は思います。
(もちろん、もったいないなあという気持ちはありますが。)
コミュニティを先導したのはMiyoshiさん(と有志のボランティアメンバー)、なのであれば、最終決定もMiyoshiさんがすればいい、というのが私の考えです。コミュニティは大きくなった、メンバーも増えた、それに群がる人たちも増えてきた。WordPressがデファクトスタンダードになるにつれて、不協和音も起こる、それを軌道修正しようとしたけどダメだった。止めます。それでいいじゃない?と思います。
「いままでありがとう! あとは僕らが引き継ぐ!」みたいなのが起こったらそれはそれで続ければいいんじゃない?と。
そんな単純は話でないことはわかっていますが、止めるという意思も尊重したい。WordBenchの存続を望む声が多いんなら、遅かれ早かれ、引き継ぐ人が出るでしょう。コミュニティは、それくらいの「軽さ」でいいんではないか? と思うのです。
10年続いたコミュニティなんです。ひとまず、ほんとにおつかれさまでしたと言いたい。
今後 meetup.com へ移行していくようですが、体裁やレギュレーションの差異はあれど、WordBenchの価値観がこれまでと変わりなく続いていくことに僕は楽観的です。これだけWordBenchを思う人たちが声をあげて議論がされてるところを見ると、作り上げてきたものはちゃんと伝搬してるのではないかと思います。
マル。