どうも。こんにちは。普段はオランダにいて、Shifter の開発をお手伝いしながら、Alexa や AWSのコミュニティに出没している hugtech です。(このブログももちろん Shifter で書いてます。。ちょっとステマw)
2020.09.12(Sat)-13(Sun) 、AWS のコミュニティ JAWS-UG が 24h ぶっ続けの巨大イベント JAWS SONIC 2020 を開催しました。
https://jawssonic2020.jaws-ug.jp/
クレイジーすぎて言葉もありません。運営のかたがた本当にお疲れ様でした。
熱気は追っかけることが不可能なのでは?と思われる Tweetの数 が物語っていると思います。
https://togetter.com/t/jawssonic2020
そんなクレイジーなイベントに、JAWS-UG KOBE としてひとつ枠をもらってセッションしてきたので、少し振り返りたいと思います。
https://jawssonic2020.jaws-ug.jp/2020/09/07/post-823/
テーマは Alexaで作る「夏の思い出」
ご存知のかたもおられるかもしれませんが、JAWS-UG KOBE は、Alexa が大好きな支部です。「Alexa だけしかやらない!」、というわけではないのですが、今も Alexa が面白いからやっています。(最近はちょっと活動がご無沙汰だったので、JAWS SONIC 2020 は また走り出したいなーと思えた よいきっかけになりました。)
話は戻って、、
セッションをやると決めたとき、「お祭りにしたいな」というのが真っ先に思い浮かびました。この夏って COVID-19 の影響で出るに出られないし、家で過ごすことが多い夏で、たくさんの人がちょっと物足りなかったり、ダウナーになってる人もいるんだろうなあって。
このお話がきたとき、私としてはとてもよいタイミングで、Alexaの AudioPlayer でスキルを作ろうとしていたんです。すぐ発想がつながりました。「Audio Playerで 楽しかった夏を感じられるスキルを作ろう」 と。
すぐ いっしょに運営している Takeshita と Ando に相談しました。
TalkyJSを使ってみる
TalkyJS は、Alexa Champion の Hide Okamoto さん謹製の Alexa フレームワークです。ASK SDK、ASK CLI の惜しいところをいい感じにラップしてくれます。
talky new myskill
などとすると、Alexa のカスタムスキル のプロジェクトをまるっと作ってくれたり、、
talky g handler HogeIntent --ssml default
などとすると、インテントのハンドラーの雛形を作ってくれたりします。
Rails ライクに一定のルールでコードを生成してくれるので、ストラクチャーをキープしやすいところがグッドです。
作るにしても、なにかチャレンジ。ということで、今回作るスキルには、TalkyJSを採用しました。
(本編では、Alexa の Audio Player Interface についても少しお話しましたが、このブログの本題ではないので、今回は割愛)
「夏の思い出」を Alexa スキル として再現
何はともあれ、当日お見せしたDemoはこちらです。
(部屋を暗くして、ちゃんと最後まで聴いてください)
Session中のTweetを少しお借りします。
夏を少し思い出してもらえたようで、やってよかった。かなりのパーセンテージで僕の妄想をふんだんに取り込んだかたちでしたが、楽しんでもらえたようで。。
すこし真面目な話をすると、今回のスキルを作るときのデザインで一番気にしたのは、AudioPlayer そのものより、
「ユーザーになんて発話してほしいか」
「このスキルをどんな気持ちで使って欲しいか」
の2つでした。
ちょっと残念な気持ち、「どこにもいけなくって寂しかったなあ」そんな言葉もトーンもそのまま発話してもらって、受け取るAlexaスキルにしたかった。だから、Twitter で 「スキルの機能がすごい」とかじゃなくって、人間ぽい(表現が変かな?)反応が多かったのは自分的にとてもうれしかった。
。。。最後のオチは完全に私の妄想の延長ですが、最後くらい、、ね。
ともあれ、このイベントきっかけに、もっと人間らしいAlexaスキルの探求をしていこうというモチベーションも得られ、これからもっとAlexa のことが好きになりそうな感じです。
改めて、運営スタッフ、スピーカー、参加者、関係した人全員お疲れさまでした!
私も見れなかったセッションがたくさなるので、あとでアーカイブされたらチェックします。(Jeff Barr 見逃したし。。)
最後に、セッションの資料はこちらです。(どこかでアーカイブされると思いますが)
では。